老犬 認知症 原因

認知症の原因

認知症の研究は始まったばかりですので、はっきりとした原因はまだわかっていません。

 

しかしながら、ワンちゃんにも人のアルツハイマー症と同じような脳の実質的な変化が見られることが分かっています。

 

特定の犬種に認知症が多いことから遺伝的な素因があるといわれており、そのほかにも不飽和脂肪酸などのある種の栄養や、飼育環境なども認知症と関連性があるといわれています。

 

認知症の予防と対応

 

人の場合と同様、認知症は放っておくとどんどん進行してしまい、治すことは今の医学では困難です。

 

しかし、飼育管理によって発症を予防したり、症状の進行を遅らせることはある程度可能であるといわれています。

 

認知症を予防したり進行を遅らせるためには刺激がとても大切であるといわれています。

 

毎日の散歩や外出は好奇心を刺激させることができ、歩行機能の維持に役立ちます。

 

また、一緒に遊び簡単な躾の動作をすることによって退屈をさせない生活というのも予防にはとても大切です。

 

さらに毎日の食事を体の酸化を防ぐ抗酸化栄養素を含んだ食事に切り替えたり、EPA(エイコサペンタエン酸 )やDHA(ドコサヘキサエン酸)など、オメガ3脂肪酸と呼ばれるサプリメントを与えるのも大切な予防方法の一つであり、さらには症状の軽減に役立つ可能性があります。

 

この時、サプリメントはすぐに効果を期待できるものではありませんので、根気よく続けることが大切です。

 

また、認知症の子は体温調節がうまくできないため、温度管理をしてあげるように心がけましょう。

 

 


 

 

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