犬も認知症になる?
犬も長生きをするようになり、老化に伴うさまざまな症状のひとつとして、犬の認知症(痴呆症)が目立って増えてきていますよね。
我が家の4本足の家族(ラブラドール・レトリーバー)はそろそろ7歳。
もう、立派な?オバちゃんです。
ラブラドール・レトリーバーは2頭目なのですが、前の犬は半身マヒになり、10年近く介護をした経験があります。
そこで、おばあちゃんになる前に『犬の認知症』について勉強したと思っています。
犬の認知症は、人のアルツハイマーと同じような症状が見られることがあり、時としてそれが飼い主さんにとって大きな問題となることがあるようです。
認知症は予防が最も大切ですが、なってしまったワンちゃんに対してはあまり神経質にならず、さまざまな症状に応じて正しい対処を行っていくことが大切。
家族の一員として共に年をとってきた愛犬ですから、もし認知症の兆候がみられたら今まで以上の愛情を注いでやりたいものですね。
前の介護をしていたラブも、事故にあったばかりの頃は甘えたかと思ったら、申し訳なさそうな顔をしたり。
ちゃんと判っているんですよね。
飼い主の気持ちが。
その前に、自分自身がボケないようにしないといけないかもしれませんが。
高齢犬の認知症
認知症は人の病気としても有名ですが、犬にも起こる病気のようです。
認知障害は脳に毒性のある物質が付着したり、脳が委縮することにより発症すると考えられており、刺激の伝達障害を起こし、脳の機能が低下します。
もし愛犬が認知症と診断された場合どのように対応すれば良いのでしょうか?
獣医療の世界では犬の認知症のことを「認知障害症候群 (CDS)」と呼んでいます。
最近の研究では、人間が認知症になる確率に比べ、犬が認知障害症候群になる確率の方が高いことが分かっています。
カ リフォルニア大学の研究では、11〜16歳の老齢犬の62%が認知障害症候群の症状のうち1つ以上が当てはまったと報告されています。
もし愛犬が認知症と診断された場合どのように対応すれば良いのかを一緒に勉強して行きましょう。